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青山学院大学公式Instagramアカウント。フォロワー約5.2万、累計投稿1,121件と国内私立大学のなかでも上位規模の発信基盤を構築している。bioは日英併記でグローバルな受験生・在学生・卒業生を含む幅広い層を意識した設計。X(旧Twitter)への動線も明記し、SNS横断で大学広報を一体運用している点が特徴。教育機関カテゴリでありながら、ブランド名「青山学院」が持つお洒落・知性的・国際派というイメージを最大限に活かし、青山キャンパスの洗練された景観や行事、学生生活、研究成果などをビジュアル中心で訴求していると推定される。受験生向けの「行きたくなる大学像」の演出と、在学生・卒業生のロイヤリティ醸成を両立するハブ的役割を担い、認証バッジこそ無いものの公式表記と一貫したトーンで信頼性を担保。広告色を抑え、キャンパスライフそのものをコンテンツ資産化する王道の大学広報モデルとして参考価値が高い。
教育業界のフォロワー規模分布(業界平均: 2.7万)
青山学院のスクールカラー「ロイヤルブルー(紺)」と白を基調とした清廉で知的な配色設計。明朝体やセリフ系英文フォントで「学院」としての伝統と格式を表現。写真は青山キャンパスの煉瓦調建築や桜・銀杏並木を順光で美しく捉えた高解像度ビジュアル中心。彩度は控えめで上品、編集は最小限の余白設計でラグジュアリーブランド広告に通じる洗練を演出する。
青山・相模原キャンパスの四季・建築美のビジュアル発信
入試イベント・オープンキャンパス・式典など節目の行事レポート
学生・研究・部活動・卒業生の活躍紹介で多面的な大学像を提示
コンテンツの軸は『青山キャンパスの景観美 × アカデミックな日常 × 学生・卒業生の物語』の三層構造。投稿フォーマットは単写真の建築・季節ビジュアルでブランドイメージを醸成しつつ、入学式・大学祭・体育会・スポーツ実績(駅伝・野球等)などの行事はカルーセルで多角的に展開。研究紹介や教員インタビューは長文キャプションで知性軸を補強する設計と推定される。
競合の早稲田・慶應・上智など首都圏私大公式と比較し、青学は『お洒落・国際派・洗練』という固有ブランドイメージを最大限に活かし、駅伝強豪校としての体育会色と、表参道・青山という立地が放つカルチャー資産を融合させている点が差別化軸。MARCH内では最もビジュアル・ブランディング志向が強く、教育機関というより『ライフスタイルブランド』に近い佇まいを確立。
エンゲージメント設計は日英併記bioで在校生・受験生・留学生・卒業生・保護者という多層オーディエンスを取りこぼさず、公式X(@AoyamaGakuinU)への明確な動線で速報性はXに、世界観構築はIGにと役割分担。フォロー27件という極端な絞り込みは『発信に専念する公式』としての品格を演出する設計。
大学広報特有の課題である『受験広報の硬さ』『多ステークホルダー対応』『広告色の忌避』に対し、入試情報を全面に出さず、キャンパスライフそのものをコンテンツ資産化することで『行きたくなる大学像』を自然に醸成する王道アプローチを採用。ハッシュタグや派手なCTAに頼らず、ブランド体験そのものをフィードに堆積させる戦略。
代理店への示唆は、教育・伝統あるBtoCブランドの運用では『売り込みゼロでもブランド資産は積み上がる』ということ。短期KPI(保存・リーチ)よりも、5年10年で蓄積されるビジュアルアーカイブこそが志願者・寄付・採用という長期コンバージョンを生む点を1,121投稿の堅実な積み上げが証明している。アカウントを『広告枠』ではなく『ブランドミュージアム』として設計する視点が学べる。
日英併記bioで国内外・受験生から卒業生まで幅広く包摂
X公式アカウントへの動線をbio明記しSNS横断で広報を統合
青山ブランドの洗練イメージをキャンパス写真で資産化
青山学院大学公式Instagramは、おそらく2014〜2016年頃の国内主要私大が一斉に公式SNS整備を進めた第一波で開設されたと推測される。早慶上智やMARCH各校がオウンドメディア戦略を見直し、Facebookから写真主体のIGへ広報軸を移し始めた時期と重なる。初期フェーズは受験広報課・広報部主導で『入試情報の告知掲示板』として運用された可能性が高く、文字情報主体の硬い投稿が中心だったと推察される。
その後2018〜2020年頃にかけて、外部制作パートナーまたは学内広報チームの強化により、青山キャンパスの煉瓦校舎・桜並木・銀杏並木を順光で美しく切り取る『キャンパス景観アーカイブ路線』へ移行したと見られる。途中、学生ライターやアンバサダー企画、ストーリーズでの学食紹介・授業風景といった『学生視点コンテンツ』も試行されたと推測されるが、現在は単写真の建築・季節ビジュアルとカルーセルの行事レポートという2フォーマットに集約され、ブランドの世界観を毀損しない選別運用に落ち着いている。
同業界比較では、青学は『ブランドビジュアル特化』への振り切りが早かった部類に入る。多くの国立大が研究成果・受賞ニュース羅列の広報誌的運用に留まる中、青学は表参道・青山という立地資産とスクールカラー紺の世界観統一を早期に確立した。一方で、近年トレンドのリール・短尺動画・学生UGCリポストへの本格参入はやや遅く、慶應・近大・立命館らの先行例と比べると静止画中心の保守的運用が続く点は出遅れている可能性が高い。
現在も残る過去の名残としては、駅伝強豪校としての体育会・スポーツ実績投稿の継続的な厚み、入学式・大学祭・卒業式という年中行事の定点観測、日英併記bioに象徴される国際派路線、そして公式Xへの明示動線という『役割分担型SNS運用』の思想がある。これらは開設初期からの一貫テーマであり、10年スパンで蓄積された青山学院ブランドの視覚資産そのものとなっている。
フォロワー
5.2万